CD「いいことがありそう!」

Duetwoという日本人ピアノデュオのCD。題名になっているのはもちろん、湯山昭の「いいことがありそう!」二人のための書き下ろし譜だそうです。2台のピアノだけではなく、カワイのトイピアノ、アップライトピアノの連弾など盛りだくさん。切れのいい小気味の良い演奏で、ディズニーやスコット・ジョプリンを自身で編曲したものも入ってます。

が。購入したのは、もちろん「ポーギーとベスによる幻想曲」が入ってるから。「ポーギーとベス」は、かの有名なsummertimeの入ったガーシュイン作曲のオペラ。どこをとっても名曲ぞろいでものっすごく好きなオペラです。オーストリアの端っこのブレゲンツ音楽祭で聴いたのが最高の演奏でした。1ヶ月くらいメンバーを変えて演奏するので、もう一晩泊まって当日券買って聴こうかと思ったくらい。友人の結婚式の入場に何か弾いてくれと言われ、何でもいいというので、送られてきたメンデルスゾーンの結婚行進曲を無視して「Bess,You is My Woman Now」を弾きました、くらい、好きなのです(「is」でいいのか?と質問されちゃったよお~ん)。これがグレンジャー編曲で20分の2台のピアノの楽譜があるとは! 知らなかったよ~。

即楽譜を買いそうになるも、まずはCDを聴いてからと思い直した。全曲の美味しいトコどり。抜粋でも弾けるような感じでデュオをする人には使いやすそう。聴いた感じでは2台のラプソディ・イン・ブルーより二人で弾いてる部分が多いように思うし。ただ、「It Ain’t Necessarly So」は…惜しい! 曲順から見ても、スポーティン・ライフが出てきたところのヴァージョンらしく、あのテノールのハイトーンの一番の聴かせどころが無い!「come on! Bess!」って叫んで、ベスがついてっちゃう、アレ、あそこ!! うううーーん。

しかしですね、ラスト3曲、「Bess,You is My Woman Now」、「Oh,I Got Plenty O Nuttin」、「Oh Lawd,I’m On My Way」とたたみかけられると…ダメっす。やっぱイイわ。作業しながら聴いてたけど、手が止まります。若干コードが変更されてるところがあるような気がするけれど、ほぼガーシュインの原曲そのままだと思います。しかしねぇ…いろんな機会で弾いたラプソディ・イン・ブルーの連弾版もそうだけど、あの壮大な終わり方をピアノで表現するには、トレモロしか無いのかなぁ…。Oh Lawd,I’m On My Wayなんて、ラストは多分、重音トレモロの嵐。聴くだけで手がつりそう…。ピアノの音は減衰音だもんね。

Introductionはもともとピアノソロで始まるので、違和感は全く無し。続くMy Man’s Gone Nowも良いです。もう少し重厚で悲痛な感じが欲しいかも…。題名にあわせて、遠慮したのかな? 口コミ評価では「後半の重いのはいらない」という意見もあったし。

でも、初めて聴くなら、やはりオペラそのものが絶対オススメです。私はサイモン・ラトル指揮のを持ってます。私も、普段「ポーギーとベスが聴きたい」って思ったら、きっとこっちを聴くだろうなぁ。やっぱり。

楽譜は、当然輸入版しかございません。ピアノデュオ版、演奏レベルは相当高いです。双方ともに熱情ソナタが弾けるレベル、と書いてあったサイトもありました。全曲通すには体力が何よりも必要かと。ササヤに問合せてみたら、何と2冊だけ在庫あり! 友人も欲しいというので2冊ともお取り置き。もうササヤにはありませんよーん。心斎橋ヤマハも無いから、お取り寄せしてください[E:smile] 「いつか弾きたいコレクション」がまた増えた…。

CD「いいことがありそう!」の紹介はこちらです

まずはリハビリから…鈍り過ぎ[E:despair]

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