防音室と調律

最寄りの生徒さんがお引っ越しなさいました。淋しくなります…が、教室には通ってくださるそうで、嬉しい有り難い事です。

お引っ越しに合わせて、ご自分のお部屋を防音室になさいました。まかせて安心、確実な防音室の明和片山さんです。

防音室は良い状態の楽器があって始めてその機能を果たすそうで…つことは、まいどどうも、うたまくら.荒木さん登場~。

で、アタクシ。呼ばれてもないのに図々しくお邪魔しちゃいましたレポ~ぱちぱちぱち~どんどんどん~

片山さんは早速パネルの最終取付にかかられました。

一方荒木さんは…しばしピアノを触りながら対策を考えておられます。おっと動きがありました。弦に対して少し斜めに当たっていたハンマーを正しくネジ止めです。中高音域に散見されました。その後、どう動くか…

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あっといきなりの針刺しです!

まさかの整音開始ダ~っ。ホントにまさか…こんな作業まで行われるとは。この速さで刺せる人、なかなかいないんすよ。なかなかいない技術者、荒木さんの魂のゴングが鳴った~!

爽やかに会話しながらも、荒木さんの周囲のみ温度が上がっているっ。針を刺したということは…

キタ、新聞紙を1日分要求! ファイリングきたーーっ。お嬢さん(生徒さん)が掃除機を持ってくるナイスフォロー! これで微妙な弦溝もクリアーに。非常にフラットな状態になったと言えましょう!! このアクションをボディに戻して…

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アルコールランプ出た~っ

接着剤はニカワだーーっ(拙ブログのエントリ、ピアノと接着剤ご参照ください)。カサカサ異音が気になる様子。おっとこれはまた旬の話題、「接着不良」~←「不良」とはいえ、経年劣化で止むを得ない場合もあるのですよと軽くフォロー~っ。ランプの熱で接着剤を緩め、液ニカワで調整だあ。リアル液ニカワきたーーっ。

仕上げにリストの愛の歌3番。サウンドデザインされたお部屋と、調律されたピアノにより、まろやかな音が広がります。片山さんは、この音を聴くまで、工事が完了しても安心できないそうです。安心なさいましたか? 「少し」(にこやかに、片山さん談)。

躯体は日本製ながら、ドイツのレンナー社のハンマーを使用している、製造台数の少ないシュベスターのアップライト。その音色を体験できて、大変勉強になりました。調律も、サウンドデザインと防音の体験も。実際に聴かないと、わからないですから。

帰りに今日教えていただいた、近くの由緒正しい稲荷神社に参拝。

Inari01
ご家族の家内安全を祈願。

Inari02
笑顔のたえないおうちでありますように。

防音室と調律” に対して12件のコメントがあります。

  1. より:

    先日の技術者セミナーの成果が、早々に表れているレポートですね。さすがっ!

  2. なおこ より:

    >う様

    成果が表れていますか? ありがとうございます!
    「液ニカワ!!!」と指差し絶叫してしまい、生徒さんビックリでした…(*v.v)。ヤッチャッタ…

  3. より:

    いまどき、そういう余計な?知識が重要で、生徒さんの興味に結び付くのです。
    荒木さんも、ご自身が現場で作業されている写真は撮れないので貴重な写真ですね!

  4. なおこ より:

    >う様

    余計な知識なら、たんまりあります! その代わり、必要な知識が残念なまでに欠けているのですが…(涙)
    翌日は、作業されている荒木さんよりも貴重な「アロハシャツの片山さん」が拝めました。撮影してません。門外不出のデータとして私の脳内メモリに書き込みました。

  5. katayama より:

    あの後、日本橋に行き外国のDVD(ジョーサトリアーニのライプ)とパーツを少々買いました。作業着で休みの日に日本橋を歩くのはどうもです。(まあアロハもどうかとも思いましたが)

  6. なおこ より:

    >katayamaさん

    わっ!(・oノ)ノ こっそり書いたつもりがしっかりバレました…(;´▽`A“
    お世辞抜きでお似合いでしたよー作業着もですが、アロハの方がもっと素敵です。ラフな格好が素敵な方ってあまりおられないです。
    日本橋に向かわれたと荒木さんにお話しすると「工具ですね。少年みたいな人や」と微笑んでおられました。

  7. より:

    片山さんとは、昨年のXmas忘年会でご一緒しました。ハーモニックチャイムでのギター演奏が素敵でした!

  8. もも より:

    調律ってピアノのお医者さんだよなぁ〜って思う(シミジミ)
    見てると参加したくなるのは何故だろう・・・(笑)

    そこへ防音設備かぁ
    良い音を損なわないように作るってのは至難の技なのでは?と思う

    ・・・・それにしても実際にそこで見たかった

    (作業服萌え・・腐)

  9. なおこ より:

    >う様

    う様と片山さんご参加のクリスマス忘年会!
    レアや…行けなかったのが悔やまれてなりません。

  10. なおこ より:

    >ももさん

    ホントですね、お医者さんみたい。
    ピアノは不具合があると音で知らせてくれるんですが、原因がなかなかわからないんです。知識と経験で原因を探し当て、修理する様子はまさにお医者様。
    そうなんです、私も調律したい! 修理もしたい!

    片山さんがお作りになる防音室は単に遮音性能だけでなく、サウンドデザインも施されるので、以前よりも音色がよくなるのです。整音パネルがすっごいんです。次エントリでサウンドデザインだけ行われた場合のご紹介をしまあっす。

    っておいおい、作業服萌え? マジすか?

  11. より:

    そのときは、うちの娘と参加して、1曲ずつピアノを弾きました。今年も行きたいな〜。

  12. なおこ より:

    >う様

    う様とお嬢様のピアノ聴きたいです!!
    しかし年末は~師走ですから~一応、講師な私は~…
    時間は自分で作るもの、ですね。ハイ。鋭意努力します!!

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