鍵盤削り

今日もきました、うたまくらピアノ工房。ヤマハグランドピアノC5のオーバーホール修理の作業を見学です。よっ! 元気にやっとるかあ?

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並んでるね~。よしよし、ええ子にしとってやな~(笑)

本日の作業は白鍵の鍵盤削り。ハンマーのサイズはメーカーによって違うので、貼り付けた白鍵は少し大きく作られています。その余分なところを削る作業です。

ジャストサイズに合わせるだけではありません。鍵盤は演奏するために触るところ。1つ1つ面取りをして指触りをよくします。

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こちらが作業台。白鍵の素材、アクリルの白い粉がいっぱいです。

ヤスリでゴリゴリと削るのです。はみ出たところが削れたサインは、なんと音! 出っ張り部分が削れて、ヤスリがハンマーの木の部分にあたりはじめると音が変わるのです。それを聞いて、削るのをやめるんだそうです。
きかせてもらいましたよ~。確かに! しっかり変わります。

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指先のところ、少し出っ張っています。

こういうところは、荒木さん自作のヤスリで

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このように削ります!

黄色い養生テープは、まっすぐのラインの目安です。お使いになっているのは、アクリル用のヤスリをヤマハサイズに切ってお作りになった自作工具ですって。工房にはこんな、自作の工具がいーーーっぱい! どういう目的で、どういう工夫を凝らして、どうやって作ったきかせてもらうのも、とっても楽しい!

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バフもかけますよ~

さらになめらかに、肌触りがよくなります。

ハンマーの消耗部品の研磨も行ってくださいます。例えばこれ。

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指先のキャプスタンボタンが磨いたもの。

ピカピカです。手触りも、とぅるっとぅる! これが、弾いた時のタッチのなめらかさに繋がるのですね~。

おっ! 棚に乗っているのはダンパーじゃありませんか!

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ダンパー作業済。シャキッとしてます。

白いフェルト部分に注目です。ここに弦が当たります。新しいときはこんなにエッジがきいた感じなのですねえ~。

解体、外す→交換、取付と進んできたオーバーホール。最後の山場がこの鍵盤削りだ。細かい作業ですが、一気にやってしまわないと、なんとなく大きさを揃える感覚がずれてくるそうで、1日丸まる、越えても1日半くらいで終わらせるのだそうです。

一方、ピアノ技術ステーションにあるボディ。新しく張った弦の張力を少しずつあげ、ピッチも440Hzに近いところまで上がってきているそうです。でね、でね、気になる「音」なのですが!

「いい感じに鳴ってますよ~(ニヤリ)」(荒木氏談)ままままま、マジっすか~!!!

「余計な倍音が減ったようで、ぶおーーん…と響く」とか! うほーー! 
国産の弦を、レスロー社の弦に変えました。弦もメーカーによって響きが変わるそうです。巻き線の巻き方とか、ほんの少しの違いなのかもしれませんが、ボディも設計がそれぞれ違うわけで、組合せによって響きが変わるんでしょうね。教室のC5には、この弦を選んで正解だったってことかな?

いよいよ来週は、離れ離れになっていたボディとアクションが合体です! あああああドキドキするううう!

鍵盤削り” に対して2件のコメントがあります。

  1. より:

    アクリルをきちんと面取りしてなくて、オクターブを弾くと指が痛い!とか、前にそういう話がありました…。これから、鉛調整の作業も待っていますね。
    納品後、試弾してみたいな~。

  2. なおこ より:

    >う様

    見た目はともかく、弾き心地に関することなので面取り大事ですね。そんな話、ありましたね~。
    鉛調整、見たいですよね!←
    試弾、どうぞどうぞ! 是非お越しください。たくさんの方に弾いてもらって、聴いてもらいたいんです。嬉しい~(*^^*)

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