泣き虫さんの宿題の行方

 先週、作曲の宿題を出した泣き虫さんのお話の続き。今日はどうなるかなと思いつつ、レッスン開始。ソルフェージュとピアノの本が2冊ある。「どっちからする?」「こっち」とピアノの本を指差す。たいてい返事なんかしないで完全無視して遊び弾きが始まるのに、さっさと自分で開けて、弾き始めた(@_@) あれま何と意外な。最後の段を、ちょっと失敗したので説明して、やり直し。すぐ理解し、すんなり応じて、全部上手に弾けた。ありゃ。最初の頃は「もう弾いた!1回弾いたもん!」と絶対弾いてくれなかったのに。最近は、すっごい不平不満を言いながら何とか弾いてくれてたけど。今日は文句1つ言わなかった。むしろ「そうかあ」って感じで、納得しながら弾いてた。

 さて、次のページをめくる。タイがたくさん出てくる曲なので「次は、タイがいっぱい泳いでるよ~」と言いながら、そ~っとめくる。「ほら!何匹?」飛びついて、一所懸命数える。「4つ!」「そうね~いっぱいいるね~」うわおー次への導入も抵抗無し? すっごーい。「お歌歌ってみる? もう弾いてみちゃう?」「ドレミで歌う~」ドレミ唱はすんなり上手に出来たので、「じゃあ、弾いてみようか」「いやっ!」ああ~ここで涙目かぁ~。残念。「ここまでは? ここだけだったら?」探り探り、弾く気になるところを探す。私がはずしたくないのはもちろんタイのところ。ちょっと泣いても、新しい課題を全然弾かずに帰らすわけにはいかない。しかもそんなに泣いてない。とりあえず泣いて見せてるだけと見えたので、思い切って押し続けたら、半泣きになりながらも、何とか弾いてくれた。弾き終わったら涙がこぼれ落ちそうに。涙はそうでもないけど「嫌」を連発し始めたので、ここで打ち止め。「ほらほら、ティッシュで涙を拭いておいでよ」「いいもん。拭かなくても。」「涙があったままだったら、おかしな顔になっちゃうよ」「鏡で見てくる~」と教室の外の姿見で自分の顔チェック(笑)。涙があることを確認して、ティッシュで拭いてた。その後は、ご機嫌でテスト。100点で大満足で、お調子に乗ってでたらめに歌なんか歌ったりして。

 習い始めて約半年。もともと人見知り、場所見知りのすっごく激しい子で、幼稚園でも固まって動かなくなる事がしょっちゅうあるとか。だから最初は教室に入る1歩がダメだったり、本を出すのもダメだったり、寝転んじゃって起き上がらなくなったり隅っこで動かなくなったり。私との距離も遠かったし、返事もしないことも多かった。私との関係を、彼女なりにどう捉えて構築しようか考えていたんではないかな(考えすぎかなぁ?)。

 今日も結局全部の課題はできなかったんだけど、普通のレッスンをした!って感じ。遊び弾きも一切無く、「作曲の宿題」を聴くことはなかった。最後に「弾く?」って聴いたけど、早くテストがしたかったようで、「もういい~」って。

 少しずつだけど、いろんな事が伝わってる感じがする。最後まで泣かずにレッスンできる日も、近くなってきたかも(^^)

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