脱・MJQ
発表会のためにアマゾンで思い切って買ったデジカメのポイント還元の通知が来た。何買おっかな~できるだけ、お金を払ってまでは買わないような、もちろん経費では落とせない、くだらないものを買おう~。
と思っていたのに…何故かバッハの平均律クラヴィーア全集を買ってしまった…。うちにあるバッハのピアノのCDは、ワイセンベルグのパルティータ全曲と、グレン・グールドのインヴェンションとシンフォニアくらいだと思う。パルティータは、大学生の時に弾くことになって(ワイセンベルグならいいか)と思って買ったらすっごいハズレで参考にならなかった…今聴いたらまた違うかもしれないけど。インヴェンションとシンフォニアは、中学生の時に先生が変わって、慌てて「バッハやらなくちゃ!」と言われて突然ポリフォニーの音楽と出会い、意味がわからず嫌で嫌で、どう弾いていいのかいつまで経ってもわからなかったので高校生になってやっと買った1枚。最初の1枚がグールドってどうよ…(^_^; と今となっては思うのだけれど、「ああ素敵だなあ」と思う曲もあり、その曲を弾くのは楽しくて、先生からも「この曲はマシ」と言われるようになったという思い出が。
で、平均律。当然グールドかと思われるでしょうが、さにあらず、何故かリヒテル。シフでもなくリヒテル。自分でも意外。やはり生徒さんに聴いてもらってお手本になりそうなものを…という事で、「グールドと対極」とか「お手本に」とかレビューに書かれているのに踊らされ、買ってしまいました。録音状態悪そうでちょっと心配。もう1枚ポイントメールが来てたので、保険に(?)ケンプの平均律第1集抜粋版も購入。これ安かったの。
私自身は1集の8番が弾きたくて、練習しかけては中断し…ってのを繰り返してまして。実はこの曲、MJQ(モダンジャズカルテット)がプレリュードを演奏してるCDを聴いて弾きたくなった。…ピアノじゃない。つーかジャズやん(^_^;。ピアノ弾きながら、ミルト・ジャクソンの音色を思い浮かべてるってどうなん…という事で、ピアノ版のCDを聴いてみたいとずっと思っていたのでした~。楽しみ楽しみ(*^^*)