招待コンサート

 友人がダンサーとして出演するから、とチケットをくれたので、観にいった。チラシを見ても「何すんのかよくわかんないな…」と思っていたのだが、要はシャンソン歌手のコンサート。2部構成なんだけど、すごいのは1部が「歌芝居」と題されていて、お話になっているところ。2部は普通のコンサート。こっちのダンス、カッコよかったよ!あっこちゃん(私信)。

 バックバンドはギター・グランドピアノ・ベース、ドラム、キーボード、ゲストに津軽三味線。1部は…何というか…ホントーに思うがままに作ってみはったんやな~という感じ。感情と臨場感、たっぷり。どの曲もとても大切な宝物なんだ、という気持ちがいっぱい。構成は、台詞だけでまったく動きも伴奏もないところもあり、レチタティーヴォのような伴奏と歌があり(シャンソンはもともとこういう風に歌う曲があるんだろうと思う…聴かないから知らないけど…)、ここをレチタティーヴォだと思えば、1曲歌うところはアリアのようであり、さながら「オペラ・コミック」といったところ。そういえばオペラの発祥は「ジングシュピール(歌芝居)」から…とかなんか大昔にレポートで書いたような気が。

 途中で日舞もあり、最初の踊りがワルツ風の3拍子ですごく驚いた。日舞で3拍子ってあるのかな? 日舞も未知の世界なのでよくわかんないんだけど。

  2部は普通のライヴ形式。途中、津軽三味線のソロあり。これが…なんでPA通しちゃったの? という気がするんだけど…私だけ? 津軽三味線のパワーと厚生年金のあのホールの音響なら、生の音でも十分響くと思うんだけど…無理だったのかな。生の音が聴きたかったなあ…。

 今回のとは関係ないけど、ピアノの発表会で「ピアノ独奏の時はPAはどうしますか?」と聞かれたことがある。「は? いりませんけど?」と不思議そうにしてたら「ピアノ独奏の時もPA通してくださいって言われる先生もおわれるので」って。ふうーん…何で?

 ま、それはともかく。いろいろ面白かったです! 歌はもちろん、上手かったよ~。

accoコンサート2006
1部:歌芝居:浪花遊女物語
2部:唄に託して
It do’nt mean a thing、OLDIES MEDLEY
津軽じょんがら節、朝日のあたる家
Kennedy Rose、赤いくつ、月の砂漠、故郷、ひとさし指のシャボン玉

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