不発弾
ドビュッシー:前奏曲第2集12番「花火」
結論から言うと、グリッサンドで鍵盤が血だらけになることはありません。この曲を練習する過程において、おかしな格好で練習する事により身体が痛くなることはありますが、鍵盤が血だらけになる要素はありません。しかしやな。
「あなたのドビュッシー、好きよ! 今日は仕上げを聴かせてくれると思って楽しみにしてたのに」(前回のレッスンにて)
はあ? ややや、先生、1~2ヶ月で仕上がるわけないっしょ。ややや、そりゃ無理、無理。でも残念そうにされると堪える…ごめんなさい先生、次はがんばります。
その日から、グループレッスンの日も、セミナーの日も、花火だけはとりあえず弾く。何しろ自分の演奏を褒めてもらった記憶がない。ましてや楽しみにしてもらったことなんて、今まで一度も無い。そりゃ頑張らなきゃって思うでしょ。とりあえずスピードだけは上げておき、ここ3日のお休みの間に火薬を詰めれるだけ詰めてみた!!
無理。
ドビュッシーって、なんか決まってくる。自然に見えてくる。弾けば弾くほど、聴こえてくる。迷ったときは楽譜を見てみると、答えが書いてある。そやのに、まだまだまだまだそんなトコがいっぱいあるよーう。゜゜(´□`。)°゜。
実は明日レッスン。
詰めた火薬が不発に終わりそうな悪寒。
レッスンは明日。
逝ってきます……