イリュージョン
トリックアート、ご存知ですか?
帽子を被った婦人の絵が、見方を変えると老婆に見える…「目の錯覚」を使った絵画ですね。
「目の錯覚」は日常でも使う言葉ですが、「耳の錯覚」は…あまり使わないですよね。聞き間違いではないんですよ。ギョーカイでは目の錯覚を「錯視」、耳の錯覚を「錯聴」というそうです。ほらほら、「錯視」は変換するけど、「錯聴」は変換せえへんやん@IME。
これらの錯覚を体験するサイトを発見。めちゃめちゃ気になる! ここですここ!
イリュージョンフォーラム
http://www.brl.ntt.co.jp/IllusionForum/
解説もついてます。「ほっほーー」とか「へーえ」とか言うしかないんですけど、それ以前に解説文の日本語を解読してくれというキモチに…ならなくもないです(控えめな表現)
そこで!! さらに発見!!! 解説本!
岩波科学ライブラリー168
音のイリュージョン
知覚を生み出す脳の戦略
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0295680/top.html
さあさ、これを携えリベンジ! ふむふむと、わかった「ような」キモチになりながら進みます。ちなみにこういう事をしている時間はだいたい夜です。夜に一人でPCで音を鳴らしては「ふむふむ」また鳴らしては「ふむふむ」。
あるメロディを分断し、その間に条件の整った雑音をはさむと、分断されて鳴っていないはずの音を脳が補完するので、メロディが滑らかに聞こえる、というのが始めのお題。「雑音」というだけあって、心地よい音では決してない。なんぼメロディが滑らかにきこえても、そもそも雑音が気色悪いので、なんとも不快。
それを連続して聴くわけです、夜中に。「美しく」という意識はまったくない、周波数とデシベルと間隔だけを揃えた単なる電子音が様々に聴こえてくるわけです。夜中に、一人でいるとこに。だんだん、
怖くなってきた。
ヘッドホンで聴くお題もあるのですが、ヘッドホンてなんか、逃げ場なくないですか? それ、
めっちゃ怖いやん
一人じゃ無理。そこで30日の楽典のグループレッスンの後、ご希望の方(小学生の女の子ちゃんたち)と一緒に聴いてもらいました。ええ、一人じゃ怖かったからですが何か?
やはり「周波数」のお題あたりで、皆さん限界が。「なんか怖い…」「疲れてきた…」やっぱり?? 私だけじゃないよね、怖いの! やめやめやめ。錯視にしよ、こっちこっち。トリックアートを見て和んでお帰りいただきました。お付き合いくださってありがとうございます。
一緒に聴いてもらったし、少しは慣れたかもしれない。知りたい気持ちはタップリとあるので、ぼちぼち勉強してこーっと。一緒に聴いてくださる方、絶賛受付中!←まだ怖い