障がいをお持ちの方に、音楽療法(ミュージックセラピー)をベースにしたレッスンを行います。コミュニケーション能力を高め社会性を伸ばす、音楽を生活の楽しみの一つにするなど、お一人おひとりの目標に向けて、ピアノなどの楽器と音楽を使ってサポートをします。

レッスン例 こんな方々がレッスンを受けてくださっています。
♪発達障がい
 コミュニケーション能力の向上を目指して。音楽は言葉を使わないコミュニケーションツールです。音楽をする楽しさが、モチベーションを支え、他者への気づきを促します。「きく力」を伸ばすこともできます。ピアノやさまざまな楽器を演奏することで、微細運動を行い、モノを扱う動作の改善へアプローチすることもできます。音楽には「間違い」がありません。「やったね! できたね!」という成功体験を積み重ね、自己肯定感を高めることができます。ご家族の方に、おうちでの練習方法や取り組み方についてご説明します。お一人おひとりに合ったスモールステップの設定で、無理なく上達していけるので、楽しくレッスンを続けてくださっています。

♪リハビリテーション
 脳梗塞で認知能力や身体機能が障がいを受けた方のレッスン例。ピアノを演奏することは同時に複数の動作を行います。注意の分配が必要になります。動きが悪くなった手指を、ピアノを弾くことで積極的に動かすことができます。リハビリのための純粋な運動ではなく、ピアノを弾く中で「いつの間にか運動していた」と楽しくリハビリを進めることができます。苦手だなと思う動作や、感覚の捉え方などすっきりしないと思われることなど何でもお話し頂き、その動作に必要な技術を含んだ曲をご提案したり、動かし方を一緒に考えたりして進めています。

♪気分障がい
 音楽療法は「同質の原理」を用います。悲しい時には悲しい音楽、楽しい時には楽しい音楽…その時のご様子に合った音楽活動を提供し、共に味わいます。ご気分が良い時には大曲に挑戦してくださっています。

♪居場所作り
 引きこもりや、人に会うのが苦手な方の例です。個人レッスンなので、講師以外の人との接触はありません。安心安全な環境の中でレッスンを行います。ピアノのレッスンという外出の機会を定期的に作ることで、生活のリズムを整え、外界との繋がりを持ちます。はじめは不定期のレッスンからはじめ、毎週のレッスンに進み、朝早めのレッスン設定にして、生活改善を行った方もおられます。どうしても登校できなくなった方で、ピアノは弾かないけれど、とにかく教室に来てお話しだけしてくださる方もおられます。

♪認知症予防
 ご高齢の方のためのレッスンです。楽譜を読み、指を動かすことは脳の働きを活性化させることが期待できます。歌うことは、口の筋肉を動かし、唾液の分泌を促し、食欲を向上させることができます。楽譜を読むことに抵抗がおありの方には、教室オリジナルのテキストを作り、五線の音譜を読まずに弾けるようにサポートしています。とてもわかりやすいと好評です。初心者の方で「エリーゼのために」を弾けるようになった方もおられます。

など、など…お一人おひとりに合わせたレッスンを行います。

レッスンの流れ
 1.初回面談…気になっていること、レッスンに希望することをお伺いし、実際にレッスンを受けて頂きます。お話しくださった内容とレッスンのご様子をもとに目標設定を行い、今後のレッスン内容をご提案いたします。
 2.レッスン受講
 3.目標達成度の確認と再設定…設定した目標をどの程度達成できたか、話し合いの場を設けます。今後の目標設定も行います。
  (以降、2.3.を繰り返して行います)